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カードローンの契約で必ずと言っていいほど実施されるのが在籍確認です。職場に電話で連絡されます。

周囲にお金借りることが発覚するのを不安に思う人は多いのではないでしょうか?

カードローンの在籍確認ってそもそも何?

在籍確認とは、申込者の勤務先を金融機関が確認することです。申込者の勤務の実態があるかどうかを確認して審査の一環とするもので、これは法律としても認められた行為です。

どうして実施するの?

金融機関は、審査の段階でほとんど必ず在籍確認を実施しますが、多くの場合は電話で職場に連絡してきます。なぜ電話なのかというと、これが最も嘘をつきにくいからです。電話連絡して、「そのような名前の人は当社にはおりません」と答えられたら、その申込者が虚偽報告していることがすぐに発覚します。

こう考えてみましょう。もし、ある人が無職なのにお金を借りたいを思って消費者金融に申し込みをしたとします。返済のあてがないので、他人の名義で申し込みます。在籍確認をしたところ、名義を勝手に使われた人が電話に出て、身に覚えのないものと発覚したとすると、その人は自分の知らないうちに借金の返済請求が来るのを回避できたことになります。

こういった不正利用を避けるために、電話連絡によって在籍確認を取ることを金融機関では実施しているのです。利用者保護もひとつの目的です。

在籍確認が厳格化する?

金融庁では、銀行や消費者金融業者が提供するカードローンの審査を厳格化しようとしています。2018年には、過剰な貸付を問題視してメガバンクや地方銀行に立入検査を実施して、融資態勢の見直しが必要であるという見解を発表しています。

大手銀行では自主的に審査を強化したり、貸付金額を自粛したり対応していますが、金融庁は今後も厳しい態度で望む構えを見せています。在籍確認のゆるさを突いた詐欺事件も起こっており、今後は銀行だけでなく貸金業者全体に対してますます在籍確認の厳格化が進むと推測されています。

融資した後の利用者の勤務先の変更や年収の変化を把握していない実体もあると指摘されています。融資審査を保証会社に丸投げしているカードローンも問題とされており、「審査がゆるい」とされてきた業者や銀行でも在籍確認を徹底的にやるようになる可能性があります。

電話連絡が主流

銀行のカードローンの在籍確認は、ほぼ必ず電話で実施されます。中小の消費者金融業者にもこの傾向があります。業者名や銀行名を名乗って電話することはありません。

通常は担当者の個人名です。ここで友人の名前を名乗ってほしいといった要望は通りません。法律上、契約するうえで偽名を名乗るのは違法だからです。

在籍確認は通常1回で済みます。その後、たとえば増額のための審査があっても、在籍確認のための職場への連絡はありません。銀行や消費者金融業者は、利用者が職場へ連絡されるのを嫌がっていることは充分承知しています。

また、会社にかかってきた電話番号を検索すると銀行や業者名が分かってしまうリスクはあります。レイクALSAでは検索しても何も表示されない番号を使うなど配慮しています

書類で済ませるケースも

一部、大手の消費者金融業者のカードローンでは、書類で在籍確認とすることもあります。ただ、基本的には電話です。

よほどの理由があるときにのみ適用されると考えましょう。

【認められる書類】

  • 社員証
  • 健康保険証
  • 給与明細書

給与明細書はなるべく直近のもの、また2ヶ月分や3ヶ月分といったケースがあります。確かにその会社に在籍しており、働いているという実態が確認できる書類なら認められます。FAXで送信しても良いですし、携帯電話で撮影してメールに添付するという方法でも認められます。

しっかりとピントを合わせて文字が鮮明に読み取れる状態のものを送りましょう。コピーや偽造ではないか厳しくチェックされるので、きっちり撮影しましょう。

カードローンの在籍確認のやり方

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金融機関の名前は使わない

在籍確認は、金融機関の名前ではなく担当者の個人名で電話を掛けることになっています。

「〇〇(担当者の名前)と申しますが、こちらで勤務されている△△(申込者の名前)さんお願いできますか」などと言って、名前で呼び出すようにしています。このとき、金融機関のほうから何かを尋ねることはありません。

申込者に電話が回ってきた際には「在籍確認でお電話差し上げました」とだけ言って電話は切られます。それ以上のことはありません。1分もかかりませんが、金融機関とすると非常に重要な業務です。

銀行のカードローンでは、堂々と銀行名を言って電話をするケースもあります。銀行はカードローン以外にも多くの商品の取り扱いがあるので、逆に銀行の名前を名乗ってもらうほうがローンの申し込みと発覚しにくいとも言えるでしょう。

個人名で用件を言わない

プロミスやアコム、アイフルといった会社は消費者金融業者として良く知られています。そのため、会社名を伝えただけでキャッシングの申し込みが発覚してしまいます。そのため、申し込みした本人以外の人が電話に出たときに、用件や利用者との関係を訊かれてしまうことも予想できます。

電話に出た人が「どういった関係か」「どういった用件か」などと訊いたときには、「知り合いのもので本人の携帯電話にかけてもつながらなかったので、勤務先に連絡しました」などと言うケースもあります。

「友人です」「聞いた電話番号がこちらでしたので」などと答えてくれることもあります。用件が分からないように、また知り合いを装って掛けてくれます。

電話は本人が出なくてもいい

在籍確認の電話は本人が出る必要はありません。申し込みした本人がいれば「△△さんお願いできますか」と言って呼び出されます。電話に出ると「申し込みありがとうございます」「審査結果が出ましたら連絡差し上げます」などという形で電話が切られます。

もし本人がその場にいなくても、電話に出た人が「外出しております」「今日はお休みを取らせていただいています」などと答えれば問題はありません。社員数の多い会社に勤めている場合、代表番号ではなく部署名を申込時に通達しておくと、すんなり在籍確認ができます。

どのような形であっても、金融機関は在籍確認で細心の注意を払ってくれます。在籍確認で借金がバレてしまうようなことがないように取り計らっています。

性別指定が可能

在籍確認の電話連絡をなるべく回避したいという利用者たちの要望から、消費者金融業者では担当者の性別を選べるようにしています。異性から名指し電話が掛かってくるのは不自然という人のために、多くの業者で対応しています。

大手の金融機関であれば、性別指定はほとんど問題ありません。特に女性にとってはありがたいサービスでしょう。一部の地方銀行や信用金庫、小規模な業者では対応できないことがあります。審査の担当者が男性でも在籍確認だけ女性が請負うということも可能です。

また、在籍確認の時間を指定したいという要望にも、多くの業者が対応しています。自分が出社している時間に連絡が欲しいという場合に活用できます。業者によっては、時間指定には対応できないとしているところもあるので、しっかり確認しておきましょう。

在籍確認のタイミング

在籍確認はおおよその場合、審査の最終段階で実施されます。大手ではアコム、プロミス、レイクALSAが審査がほとんど終わった状態で在籍確認をします。アイフルは例外的に仮審査の段階で在籍確認をします。

ほとんどの場合で、在籍確認が実施されたら審査に通過する可能性が高いと言っていいでしょう。ただ、ネットでは「在籍確認までしたのに、審査に通過できなかった」という報告も寄せられているので、安心はできません。

申込者本人が申込書に記載された通りに勤務・在籍している実態がある限り、在籍確認が原因で審査に落ちることはありません。勤務先の電話番号を間違えて記入してしまったときや、電話を取った人が申込者の存在を知らなかったという場合には虚偽申告とみなされて審査で否決されることもあります。

カードローン在籍確認電話の言い訳

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カードローンを申し込みすると、ほぼ必ずと言っていいほど職場への在籍確認が実施されます。ここで職場の同僚や上司にカードローン利用が発覚するのを恐れる人は多いでしょう。

電話が来たときの言い訳としてもっともらしいことを言っておきましょう。

堂々とごまかさないのが一番良い

最も良いのは、何とは言わずに在籍確認の電話が掛かってくることを堂々とごまかさずに言ってしまうことです。社会人の多くがクレジットカードを持っています。キャッシュレスが進んでいる現代社会では、むしろ持っていない人のほうが少ないでしょう。

電話を取る人が決まっている職場もあります。その人に「カードの申し込みをしたので、個人名で電話が掛かってくる」と言っておきます。在籍確認そのものをなかったことにすると、後から嘘に嘘を上塗りするような事態になりかねません。在籍確認の電話が来ることそのものは、発覚したところで何も問題はありません。

カードローン以外の契約でも在籍確認の電話はあります。在籍確認の電話が来ることを認めて、どの会社から掛かってくるのかだけをすり替えておくと後から問題が発生しにくくなります。

クレジットカードを作ったと言う

言い訳として最も使いやすいのは、クレジットカードを作ったと言うことです。クレジットカードを作るのは社会人としてごく当たり前のことです。クレカ決済でないと購入できないものも数多くあります。

クレジットカードを言い訳にすることのメリットは、社会人の多くが複数枚のカードを持っていることが多いので、自分がすでにカードを持っていていも疑われるリスクが減るということです。

2枚目のカードを作ったことにするのです。社会人には付き合いがあり、知り合いから頼まれてクレカ申し込みをするということも多くあります。

この他、保険会社と契約を結んだとか、マイカーローンを組んだ、学費ローンを組んだなどの言い訳が可能です。後になって嘘が発覚するリスクはありますが、消費者金融業者のカードローンを申し込みしたと知られたくないことに比較すれば小さいでしょう。

落とし物を拾った

同僚や上司の意識をなるべくカードローンから遠ざけたいので、在籍確認とは全然関係のない言い訳が必要というケースもあります。

ここでは完全に嘘を言うことになりますが、どうしても知られたくないときには、たとえば「落とし物を拾った」または「自分が落とした物を拾ってもらった」などと言ってみましょう。落とし物を言い訳にするメリットは、「はい、確かに私です」と言うセリフが他から見て矛盾しないという点です。生年月日などを訊かれて答えたとしても、持ち主確認、拾い主確認ということにすれば自然です。

落としたもの、拾ったものとして好都合なのは「名刺入れ」です。財布やカバンなどを言い訳にすると、辻褄が合わなくなることもあります。

名刺を渡した相手からの電話

社会人であれば、様々な場面で名刺を交換します。趣味の集まりもあれば、合コン、パーティなど、数多くの名刺交換の機会があります。

在籍確認の電話が掛かってきたときに、「名刺を交換した相手から私用の電話が掛かってきた」というのを言い訳にできます。携帯に掛けたが、つながらなかったらしいなどと付け加えると真実味が出ます。

カードローンの在籍確認は必ず担当者の個人名で掛かってきます。まったく身に覚えのない人から電話が来ることになります。いったい誰からだと思ったら在籍確認の電話だったというケースは多く発生します。

そういった場合に、軽い付き合いの人だったためにすぐ思い出せなかったという言い訳が通用します。「そういえば名刺を交換したんだった」などと取り繕っておけば良いでしょう。

まとめ

カードローンの契約で在籍確認は欠かせないものです。方法は電話連絡以外にもあり、書類だけで確認することもありますが、電話連絡にこだわる業者もいます

個人名で掛かってきますので、上手に対応しておきましょう。